園長ダイアリー
園長ダイアリー
日々、子どもたちとの出会いの中で心を揺さぶられることはたくさんあります。大人の私が、驚かされた子どもたちのすばらしさや面白さなどをここに綴りたいと思います。
そして、それを皆さまと分かち合いながら、子どもたちの生活が豊かになっていくことを願っています。これからいったいどのような『ものがたり』が表れるでしょう。楽しみです。どうぞお付き合いください。
そして、それを皆さまと分かち合いながら、子どもたちの生活が豊かになっていくことを願っています。これからいったいどのような『ものがたり』が表れるでしょう。楽しみです。どうぞお付き合いください。
関東学院六浦こども園園長
鈴木 直江
鈴木 直江
最近、出合ったこと
1月16日(木)
11日(土)お父さんの会活動で奥の山の山小屋の引っ越しをしました。以前あった見晴台の上から山の中腹に移したのです。
14日(火)連休明け早々に、気付いた子どもたちが遊び始めていました。3歳の子たちが先に来て小屋で遊び始め、小屋の周りで枯れ葉や石を集めていると、2歳の子たちが『いいとこ、見つけた!』と誰もいない小屋の中に入っていきました。慌てた3歳の子たちが「ここ、使ってたよ」と言うのですが、「ここ、なんか変わってたね」と返事が返ってきて、会話がかみ合わず何となく気まずい雰囲気が・・・3歳の子が「一緒にやる?」と聞いてくれてようやく一件落着しました。一生懸命自分たちの思いを主張する2歳の子たちと中々通じない2歳の子たちに『しかたがないなぁ~』と妥協点を見出す3歳の子たち、どちらも大きくなりました。育ちのステージの違いを垣間見た気がします。
その日の午後、自由活動中、夢中でボールを蹴っているAさん(3歳)がいます。初めはタイミングが合わず、ボールと足が空振り続きでしたが、段々とタイミングが合うようになり見事なシュートとなりました。私に見られているのも知ってはいながら何も言わずに黙々と蹴っている姿に、『やってみたい』と思う事に向き合う『ひたむきさ』が伝わってきました。『誰のためでもなくやってみたいからやる!』という本物の探求する姿に出会った嬉しい瞬間です。